PSVR Fruit Ninja VR (フルーツ・ニンジャ VR) レビュー
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スマホアプリ版をプレイしたことがある人は多いのでは? 飛び交うフルーツを切っていくフルーツニンジャのVR版がsteamで販売されていましたが、 それがPSVRにも配信されました。
ストーリーなどの無いミニゲームではあるが、バッサバッサと切るアクションは爽快で、 スコアアタックもあり中毒性が高いゲームとなっている。
以下公式動画
概要
販売形態: ダウンロードのみ
日本販売:なし
日本語対応:あり
発売日:2016/12/20
価格:2,700円
ジャンル:シンプルアクション
メーカー:Halfbrick Studios Pty Ltd
プレイヤー: 1人
VR: 専用
ESRB:E(Everyone)
コントローラー:Move2本(Dual shock不可)
日本語化は?
音声は無しでテキストは完全日本語化(一部直訳のような日本語があるが)。 プレイするのに全く支障はありません。
ゲームシステム
飛んでくるフルーツを両手に持ったmove操作の刀でばっさばっさと切っていくだけ。 それだけのゲーム。 一応4つのモードがあり、得点で世界ランキングが表示されるのでハイスコア更新をとにかく目指していく。 Moveの精度は特に問題を感じず、気持ちよくフルーツをスライスできる。 爆弾がいっしょに飛んで来たりするのだが、ちゃんと爆弾をよけてフルーツだけ切るのにストレスなく操作できる。 思い通りにフルーツがすぱすぱ切れるのは結構気持ちいい。
飛んでくるのは基本的に前方のそのままの位置で手の届く範囲だけなので立位でも座位でもOK。 立位と座位の両方でプレイしてみたが、動きやすさに問題は感じなかったので疲れるため結局座ってプレイした。
4つのモード
アーケード
1分間でのスコアアタック。 特殊なフルーツ「熱狂バナナ」と「フリーズバナナ」と時間を伸ばすフルーツと時間を減らす爆弾がある。 熱狂モードは要はフィーバーで、とにかくたくさんのフルーツが飛んでくる。 フリーズはスローモーションになり、1分の経過時間も飛んでくるフルーツもゆっくりになる。
時間延長やスローがあるため実質2分以上はあり、フィーバーではとにかく腕を振りまくるので凄く疲れる。 4つのモードの中で、時間あたりの疲労は一番。
クラシック
3個フルーツを落とすか爆弾を切ったらゲームオーバー。 時間制限はなし。 3個のライフも100ポイントの得点毎に1回復する。 うまくいけばかなりの長時間プレイすることになる。
禅
1分間のタイムトライアル。 アーケードと違って熱狂、フリーズ、爆弾なし。 時間延長のフルーツのみたまに出現する。 淡々とフルーツをスライスしていくことに特化したモード。
サバイバル
フルーツが下から投げられるのではなく、 空中に浮いたバッティングマシンみたいなドローンが投げてくる。 ある程度進むとドローンが増える。 プレイした限りでは完全に同時に投げてくることはないが飛んでくる方向の選択肢が増える。 更に、たまに爆弾を投げてくることもあり、切らないように注意すればよい他のモードと違って、 爆発しないようにそっと撃ち落とすか避けるかしなければならない。 散発的に投げてくるんで居合切りのような感覚。 斜め後ろの方向に投げてくることもあるため、このモードのみ少しだけ広めのスペースが必要。
酔いやすさ
その場から動かないため酔う要素は無し。
グラフィック
PS1後期のようなカラフルでつるっとしたモデル。 背景もぼやけのようなものはほとんどない。
世界観に関しては、日本人としては色々言いたいところはある。 ニンジャというタイトルと派手なアクション、明らかに中国なお城。 完全に西洋からみたなんちゃって日本ファンタジーである。うん。
ボリューム
1プレイ1分半からで隠しモード等もおそらくないため、ボリュームという意味では無いが、 リプレイ性はすごく高い。 フルーツを切りまくる快感とスコアがワールドランキングを駆け上がっていく楽しみにはまれれば飽きずにずっとプレイできる。 ただし、15ドルという価格がゲームに合っているかどうかは微妙なところではある。
良い点
- ただ両手に持った刀で切るという簡単な操作と熱中してしまうゲーム性
- 切ったときの手ごたえの良さ
フルーツによって得点に違いは無いが、 切ったときの音や手ごたえに違いがあり、 切った感覚として飽きない。
悪い点
- ゲーム内容に対する価格を単純にみるとやや割高か。
まとめ
自分はまだ購入してから3日だが、ミニゲーム系の中ではもっともはまっている。 時間が過ぎるのがなんと早いことか。 プレイしすぎて、腕がやや筋肉痛になってしまったほど。 体感系のミニゲームがすきならば是非お勧め。