PSVRフリークブログ

PSVRをきっかけにCS機のゲームに戻ってきたなんちゃってゲーマーがPSVRに関する気になる情報やプレイしたレビューなどを発信します。

PSVR The Time Machine VR (タイムマシンVR) レビュー

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海外アカウントでダウンロードできるThe Time machine、steamで既に公開されているもののPSVRバージョンですね。結構お気に入りのゲームなので早速レビューしていきたいと思います。

まずは上に張った動画をぜひ見てみてください。私ノビが、ゲーム冒頭部分を簡単な解説を交えてプレイしたものを動画にしてみました。動画解説とか初めてだったので、開設の質に関してはお察しですが、ゲームの雰囲気は感じれるかと思います。

 

概要

販売形態: 海外のみ(ダウンロードのみ)
発売日: 2016/11/15
価格:$29.99
ジャンル:探索アドベンチャー
プレイヤー: 1人
VR: 専用
コントローラー:DUAL SHOCK 4のみ

かつての冒険心を思い出すアドベンチャー

小さいころ、多くの男の子は恐竜が大好きだったと思います。自分もそうです。

そんな小さいころの気持ちを思い出しつつ、ハラハラと探索ができるアドベンチャーゲームとなっています。

PSVRの恐竜ゲームといえば、ロビンソンですが、残念ながら筆者はまだロビンソンは未プレイなんですよね。そのうちプレイするつもりですが。タイムマシンも劣らず魅力的なタイトルだと思います。

操作なんかは動画を見てもらえばわかるかと思いますが、基本的に水中で、タイムマシンと潜水艦を兼ねたカプセルのような乗り物に乗って移動します。そして調査の為の複数のツールを駆使して大型の恐竜を含む調査していきます。

一応ストーリーはあって、人類は感染症?か何かで危機に瀕していて、それを解決するためには過去の生物たちの遺伝子情報が必要…的な感じ。ちょっと違うかも…w

オペレーターのロブに指示されながら生物たちの調査を進めるんですが、これが結構一筋縄じゃいかない。モササウルスやメガロドンなんかの肉食大型生物は、容赦なく捕食してこようとするんですね。これが結構怖い。捕食されても一定ポイントからやり直すだけなんで大したペナルティではないんですが、なるべく食べられないようにしようとプレイしていました。

調査ツールのほかに、時間をスローモーションにできるツールがあって(さすがタイムマシンがある世界)、生物たちを止めることができるんですけど、これにも時間制限があって、あんまり長いこと止めていられない。海の真ん中は恰好の捕食対象になるんで、岩壁に沿って待機して、近づいてきたところをタイミングよく停止して、手早く調査個所(生物によって牙だったり目だったりヒレだったりモーションだったり色々)を調査していきます。

乗り物が生物たちが泳ぎ回るスピードに対してあまり速くなくて、「タイミングをうかがったけど今回はダメだ…次近づくタイミングを待とう」ってやることになる。

こういった待ち時間とか、乗り物の操作感が悪くて遅い、とかいったことってモニターでやるゲームでは、自分は結構退屈でストレスになる場合もあるんだけど、VRでやると没入してて、フィールドワーク研究員な気持ちになっているから、案外区じゃない。上空に広がる水面とか見てたりするし。そんなこんなで時間が過ぎるのが早いゲームだと思います。

ただ、値段相応に作りが荒いところもあって、生物にぶつかると一様に鈍い音がします。例えるなら、大きな公園にたまにある中が空洞のプラスチックの恐竜あるじゃないですか、あれに三輪車でぶつかったみたいな…わかりますかね?ゴンとカンの中間みたいな音がします。やらかそうな恐竜にぶつかったらもっと柔らかそうな音がしたらいいのにって思います。あとグラフィックはオーシャンディセントに比べると1,2段階落ちる。オーシャンのサメはお腹のたゆんたゆんした表現結構すごいよね。ああいった感じはないです。でもとにかく大きいのが多いんで、対面すると十分こわいし迫力はあります。あと泳いでる魚が、コマおちみたいなとびとびの動きをします。恐竜はそこそこなめらかでリアルな動きで泳ぎ回ってるのになんで?って思うけど。

図鑑コンプリートを目指すと結構なゲームボリューム

基本的には上記調査を繰り返していくだけ…といえばだけなんですが、フィールドとして4つ、1フィールドに2~4生物で10ちょっとの生物がいて、1つの生物で複数個所の調査個所があります。4つ目からのフィールドから帰還すると一応レールに沿った調査は終って、残りの調査個所を埋めていくといった感じなんですが、100%埋めるまでオペレーターロブとドクターとの会話が挿入されてストーリーが完結しないので、100%にするのが前提のゲーム作りとなっている感じですね。

また隠し要素(といっても大して隠しじゃないんですが。自分は隠し要素のほうを先にコンプリートしてしまいました)として、並行世界に住む、違った進化をとげた生物たちなんかの遊び心もあったり。

英語は必要?

基本的に、調査するだけならアイコンと、光るマーキングで示されるのでさほど詰まらずに進められると思います。英語字幕もつけられて、ポーズすると風景は暗転するけど字幕は残るので、気になった個所は調べられますしね。

ただ、調査をすると、その調査した結果…例えば「この恐竜の尾が短いのは捕食の為に素早いターンをするためだ」「この恐竜の歯が細かいのは主食が海藻の中のプランクトンを食べるためだ」とか言ったクリアには関係ないけど楽しい知識を教えてくれるんですね。それがなかなか楽しくて、冒険好きにはたまらないかなと思います。そんな感じで完全に世界観を楽しむならある程度の英語ができるとベターかと思います。まぁそんなに難しい単語はないし、特にロブははっきりとしたきれいな発音なので結構ききとれはすると思います。なんせ筆者もTOEIC500点ちょっとと微妙な点数ですから。

まとめ

グラフィックなどの作りこみは満点とはとても言えないが、ボリュームもあり探索が楽しい。そんな佳作ゲームだと思います。